事業の言語化のひみつ

「うちの商品は、本当に良いものなんです」…なぜ、その“情熱”は社員にさえ、伝わらないのだろうか?
会社の廊下から、営業部のミーティングの声が聞こえてくる。
「いや、だから、ここの技術が他社と全く違うんだって!もっとそこを強く押してくれよ」
あなたのその言葉に、若手の営業担当は少し困った顔でこう返す。
「はい…。ただ、お客様にはなかなかその“違い”が伝わらなくて…」
Webサイトを担当するスタッフに「もっと商品の魅力を発信してほしい」と伝えれば、「具体的に、どんな言葉で伝えたら響きますか?」と問い返される。
みんな、決してやる気がないわけじゃない。
あなたの情熱も、商品の良さも、きっと理解しようと努力はしてくれている。
なのに、なぜだろう。
社長であるあなたと、社員との間には、いつも見えない“川”が流れているような感覚。一生懸命に石を投げても、想いは対岸まで届かない。
その結果、お客様に届く言葉はさらに弱々しいものになり、今日もまた、あなたの会社は「よくある会社の一つ」として、市場に埋もれていく。
「こんなはずじゃなかったのにな…」
夜、一人オフィスでそう呟いた経験。
あなたにも、ありませんか?
ご安心ください。それは、あなたの情熱が足りないからでも、社員の能力が低いからでもありません。
実は、成長を目指す多くの経営者が、必ず一度はぶつかる「壁」なのです。
かつての私たちも、全く同じでした。
「このサービスの価値は、使ってくれれば絶対に分かる!」と信じ、がむしゃらに突き進んでいた時期があります。
しかし、組織が大きくなるにつれて、歯車は少しずつ噛み合わなくなっていきました。
私たちは気づいたのです。
会社が向かうべき場所を示す「宝の地図」を、社長である自分たちだけが持っていて、社員に渡していなかったことに。
ここで言う「宝の地図」とは、**“事業の価値を、誰もが理解し、自分の言葉で語れるように翻訳された共通言語”**のことです。
この地図がないままでは、社員は霧の中を手探りで進むしかありません。
どこに宝(=顧客が本当に求める価値)があるのか分からず、ただやみくもに地面を掘り続ける。それでは疲弊してしまうのも、当然のことだったのです。
「なるほど、地図(共通言語)が必要なのか」
「よし、自社の強みを書き出してみよう!」
そう思われたかもしれません。
しかし、ここでどうか、一度だけ立ち止まって考えてみてください。
その作業、これまでにも何度か試してきませんでしたか?
- 会議室でホワイトボードに強みを書き出してみたが、結局「品質が高い」「顧客に寄り添う」といった、ありきたりな言葉しか出てこなかった。
- 思いつくままに書き出してみたものの、情報が多すぎて、何が一番の“核”なのか分からなくなってしまった。
なぜ、そうなるのでしょうか。
それは、自分の会社のことを、自分だけで客観的に分析するのが、人間にとって非常に難しいからです。
例えるなら、自分の顔を、鏡を見ずに正確にスケッチするようなもの。どうしても、思い込みや希望的観測が入り込んでしまうのです。
では、どうすれば客観的で、かつ本質を突いた「宝の地図」を描けるのでしょうか。
秘密は、とてもシンプルです。
プロは、思考を整理するための“特別な道具”を使っているのです。
それは、感覚や思いつきに頼るのではなく、事業という複雑なものを正しく分解し、その構造を明らかにするための**「思考のフレームワーク」**という名の道具。
私たちは、10年以上の試行錯誤の末、事業の“本当の価値”を掘り起こすために最適化された、**【11の思考の道具】**を体系化しました。
これは、難しい経営理論のリストではありません。
あなたの会社に眠る価値を、一つひとつ丁寧に見つけ出していくための、実践的な“道具箱”のようなものだとお考えください。
例えば、こんな道具が入っています。
- 道具1:『顧客のホンネ翻訳機』
お客様自身も言葉にできない心の奥の「本当はこうだったら良いのに…」という願いをあぶり出すための道具。 - 道具2:『競合ポジショニング・レーダー』
ライバルがひしめく市場の中で、あなたの会社だけが光り輝ける「たった一つの場所」を見つけ出すための道具。 - 道具3:『価値の設計図』
商品の「機能」や「特徴」を、お客様にとっての「最高の未来」へと繋ぎ合わせ、伝えるべき物語の“骨格”を作るための道具。
これらの道具を正しい順番で使っていくことで、あなたの頭の中にだけあった漠然とした自信や情熱が、社員や顧客、誰もが「なるほど!」と膝を打つような、**具体的で、力強い“言葉”**に変わっていくのです。
「11もの道具を使いこなすのは、少し難しそう…」
「うちの場合、どの道具から使えばいいのだろう?」
そう感じられるのは、もっともなことです。
もし、あなたがこの「宝の地図」作りに少しでも興味を持たれたなら、いきなり全ての道具を揃えようとせず、まずは**「あなたの会社にとって、今一番必要な道具は何か?」**を、私たちと一緒に見つけることから始めてみませんか?
私たちは、この【11の思考の道具】を使った**『無料・事業価値診断セッション』**をご用意しています。
これは、サービスを売り込む場ではありません。
あなたと私たちで行う、**会社の未来のための60分間の“作戦会議”**です。
セッションの中では、あなたの事業の現状や課題をじっくりお聞きし、
「もしかしたら、御社の価値の源泉は、ここにあるかもしれませんね」
「最初に使うべき道具は、この“ホンネ翻訳機”かもしれません」
といった、具体的な次への一歩を、一緒に探っていきたいと考えています。
長年、あなたを悩ませてきた“霧”を晴らすきっかけが、ここにあるかもしれません。
▶▶▶ 今すぐ『無料・事業価値診断セッション(作戦会議)』に申し込む
(毎月3社様 限定)
P.S.
経営者は、孤独です。
信じるものの価値を、誰よりも深く理解しているからこそ、それが伝わらないもどかしさも、人一倍大きく感じてしまう。
でも、どうか忘れないでください。
あなたのその情熱は、決して間違っていません。
足りなかったのは、情熱ではなく、それを**「正しく届けるための技術(地図と道具)」**だけなのですから。
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